爪が引っ掛かかっても憎めないミドリガメの日常風景
カメを育てて、かれこれ20年。
正式名称はミシシッピアカミミガメですが、一般的に呼ばれるところのミドリガメです。
しかも3匹。
ゲームセンターのUFOキャッチャーですくった(救った)のがきっかけで飼うこととなりました。
今ならば動物愛護団体にビシバシ叩かれる事でしょうが、当時はまだセーフで、3,000円くらいつぎ込んだでしょうか。
普通にペットショップで買った方が安かったという記憶があります。
ミシシッピアカミミガメ、大きくなります。
そんなこんなで我が家に来たカメたち。
最初は5cmくらいの大きさで3匹揃ってもカワイイものでした。
が、20年経った今や甲羅の大きさが30cmに迫る勢いのビッグモンスターへと成長しております。
(あいかわらずカワイイのはカワイイ)
水槽も最初はいわゆる「虫かご」のようなプラスチック製の小さいものを使用していました。
が急速に狭くなってしまい、現在は45cm×30cm×36cmの水槽を使用。
水を半分くらいまで入れて動ける範囲を広くしています。
(浅くすると窮屈になってしまう為)
カメのお世話は意外と大変
普段のお世話が楽そうというイメージを持たれるかもしれませんが、コレが意外と大変。
ただ、そんなに難しい作業はありません。
朝、エサを与えて全部食きれているようであれば夜にも少々。
基本的に何でも食べますが、刺身や市販の小エビなどを与えすぎるとソレしか食べなくなってしまうので注意が必要です。
固形のいわゆる「かめのエサ」だけでも十分。
我が家のカメたちは固いままボリボリ食べます。
水換えは見た目や臭いが酷くなってきたら交換という感じで大丈夫。
夏場で5日くらい、冬場なら10日くらいが目安です。
(我が家では冬眠をさせていません)
洗浄のためにカメを別の場所へ移す際、たまに長い爪で引っ掛かれてしまうことがありますがソコはご愛敬。
また、フィルター付きのエアーポンプも設置して清潔な環境を保ちます。
長年カメを育ててきて、「買ってよかったな」と思うアイテム
長年カメを育ててきて、「買ってよかったな」と思うアイテムが二つあります。
まずは汲み上げポンプ。
大きな水槽に水が入ったまま、ましてやカメが入ったまま運ぶのは非常に重労働です。
バケツなどに水を移すのにポンプは大活躍。
電動も勿論良いのでしょうが、アナログのものでも十分だと思います。
1,000円以下で購入できる優れもの。
熱帯魚などを飼育している方には当たり前のことかも知れませんが、意外と盲点でした。
もう一つは除菌剤。
液状のお薬を水槽に適量注ぐだけで除菌の作用があり、臭いも防止してくれます。
コレはカメにとっても人間にとっても優しい、快適な生活を送るための優れもの。
こちらも1,000円以下で購入可能で、ペットコーナーのあるホームセンターで購入する事が多いです。
この除菌剤はカメに直接「触れる」アイテムなので、環境のことを考えると同じ種類・メーカーのものを使い続けた方が良いカモしれません。
カメとの幸せな日常を、成長を、ぜひ体感してみてください。
最初は分からないことが多くても、一緒に生活していくと色んなことがだんだん分かってくるものです。
カメとの幸せな日常を、成長を、ぜひ体感してみてください。